大好きな韓国のバンド、Hyukoh(ヒョゴ)がちょうど北米ツアー中だったので行ってきました!
会場はロサンゼルスのコリアタウンにも近いThe Wiltern。大阪でいうと梅田クラブクアトロとかBIG CATぐらいの大きさかな〜なんて勝手に想像していましたが、来てみてビックリ! めちゃくちゃ立派なホール。建物はアール・デコで趣深いし、セキュリティゲートもあるし、中に入ってみるとまるでホテルのロビーのよう。立派なバーカウンターが複数あって居心地抜群。これまでいろんな会場にライブを観に行きましたが、一二を争うほどのお気に入りとなりました。
二階の壁際にはここでライブを行ったアーティストの写真がずらり。The Rolling StonesやDavid Bowie、Red Hot Chili Peppersなど名だたるアーティストが並んでおり、Hyukohさん、もうこんなところでやっちゃうのかい?という気持ちになりました。
コリアタウンに近いこともあってか韓国人と思われるアジア系の人を中心に、開場前からかなりの行列ができていました。ここまでの北米ツアー、ほとんどソールドアウト中とのこと。この日も満員といっていい人の入りだったのではないでしょうか。
ライブはまずオープニングアクトのInnner Waveが登場。LA出身のオルタナティヴ・ロックバンド。全くの初見でした。浮遊感のあるサウンドにファルセットを多用するヴォーカル。普段あんまり聴かない感じですが、なんとなくColdplayを思い出しました。なかなか気持ち良く揺れることができました。
さあ、いよいよHyukohの登場! 日本ツアーも控えているので極力ネタバレにならないようにします。
ただ、声を大にして言いたいのは、
行ける人は絶対観たほうがいい!
ということです。いやマジで凄いの観られますよ。
あと、この曲一緒に歌ったら気持ちいだろうなぁって曲は歌えるようになっておくとなお良しです。
ちなみに今回の会場内はこんな感じ。
これが真ん中ぐらい。後方には二階席もあります。
もう歓声が凄かったです。地鳴りのような歓声。そしてその歓声に負けないOh Hyukの声量。それを聞いて更に高鳴る歓声。パワフルなドラミング、正確無比なギターカッティング、ピックでゴリゴリ弾き倒すベース。更に上がる会場のヴォルテージ。
久々にここまで熱いライブを観た気がします。久々に「ロックバンド」のライブを観た気がします。
バラードやスローな曲を入れるタイミングも抜群で、一瞬足りともダレる瞬間がありませんでした。完璧。
今年の5月にGreen Room Festivalで観た時から、更に数段レベルアップしていました。
Hyukoh、マジで凄いぞ。
繰り返します。15日から日本ツアー始まります。大阪・名古屋・東京。もうソールドアウトのところも出ているようですが、行けるなら絶対観に行ったほうがいいです。
日本ツアーが終わればアジア、ヨーロッパも回る模様。どこに行っても沸かせることができると思います。
ライブ行けない人もせめて音源は聴いてみてください。
↑ 今世紀屈指のラブソングだと個人的に思っている’Love Ya!’
曲も歌詞もMVを本当に素晴らしい。
アルバムもどれも素晴らしいのでまだチェックしていない人是非!
今晩は、レポありがとうございます。
韓国はアイドルばかりのイメージはありますが
バンドは本当に新鮮ですよね。
日本に来る韓国バンドはベイシティーローラーズ(古い)みたいなダサイアイドルバンドばかりだけど
ヒョゴは本物だと思います。
彼らの曲、万里を聴いたときは欧米の猿真似ではない東洋と西洋の融合、これこそアジアのロックだと感銘を受けました。
タッタさん
コメントありがとうございます!
確かにアイドルはどんどん入ってくる一方、バンドは稀少な状態ですね。もっともっと入ってきてくれると嬉しいです。
「アジアのロック」ぴったりな表現だと思います! あの曲、ライブでさらにスケールアップしていて鳥肌が立ちました。本当に凄いと思います。